〒866-0825 熊本県八代市井上町 727-1 0965-33-2329

教育の特色

Features of education

子どもの持つ自立心や探究心、向上心を大切にのびのび育つように色々な教育を行っています。その軸となるのが「モンテッソーリ教育」です。
モンテッソーリ教育とは、女性医学者・科学者であるマリア・モンテッソーリ(1870~1952)によって考案されたイタリア発祥の教育法です。その教育法は、1907年にマリアがローマのスラム街に最初の『子どもの家』をはじめたのをきっかけに、次第に世界に普及していきました。1968年には日本モンテッソーリ教会が設立されています。
モンテッソーリ教育法は、「子どもには自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在が前提となり、子どもの早期教育の重要性、自主性と精神集中および責任感への教育が強調されています。

特色1

一人ひとりの子どもが選んだ『お仕事』を落ち着いた雰囲気の中で行います。手足を良く動かす『お仕事』によって集中力がアップし、道筋を立てて考えることが出来るようになり、計画を立てて目標を達成しようとする力がつきます。将来夢を叶えるための生きる力が養われます。

特色2

縦割り保育で、3歳児、4歳児、5歳児が一緒に活動し、小さい子どものお世話や、協力しながら人と関わる楽しさを体験し、思いやりの心が育ちます。外部講師や高校生、地域の方々の異世代交流を楽しみ、多様な人間関係を学びます。

お祈り



1日の始まりはマリア様へのご挨拶から。祈る心は優しさを育みます。


身支度


挨拶、着替え、整理整頓など毎日繰り返して行うことで、『自分でできる』ように、援助し「自律」「自立」を目指します。身支度を済ませたら各自、お仕事に取り組みます。


外遊び


思いっきり体を動かす時間を設け、のびのびと生きる力を育てます。身近な自然と親しみ旬の恵みを味わう体験を通した食育も行っています。

お仕事


幼児期は人格を形成するのに大事な時期でもあります。
当園では将来のことも考えて、子どもの行う活動のことを『お仕事』と呼んでいます。
『お仕事』に繰り返し心ゆくまで取り組むことで、体と脳をバランスよく発達させることができます。
また、『お仕事』で使う子どもサイズのモンテッソーリ教具は、子どもの発達を最大限に引き出します。
『お仕事』は、つぎの5つの領域に分けられ、発達段階に合わせて多種多様で洗練されています。

日常生活の練習

独立心や自主性・協調性が養われ次第に物事の秩序性や調和・美的概念・物を大切にする心が育ちます。
指先を使う活動、腕や全身筋肉を使う活動などが用意されています。

感覚教育

五感を使い、知的感覚の基礎を培い、子どもの精神的自我を育成します。

数教育

考えながら体を使って教具を動かし、数の感覚を身に付け、計算力や論理的思考の基礎を身につけます。
計測力・秩序感覚・正確さへの欲求心を育てます。

言語教育

言語の文化的な理解を通してコミュニケーション能力を身に付け、表現力を広げ調和のとれた人間を形成します。

文化教育

世界には、様々な民族や文化・言語が存在することや、自然との共存を学び、感謝する心や愛を育てます。